ゆうがお歯科

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口腔外科
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電話:042-538-5090

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小児歯科

お子様のお口の健康のために

小児歯科

小児とは、おおむね乳幼児期から永久歯が生えそろう学童期まで(12~13歳)を対象としています。虫歯の治療や予防処置、永久歯の歯並びや噛み合わせが正しくなるように指導や治療を行います。

健全な歯を育てる為のお母さんの役割りは、乳歯が生える以前からすでに始まっています。胎生7週めくらいから、乳歯はもうできはじめているからです。そして乳歯が顔をのぞかせる頃には、もう永久歯が育ち始めているのです。小児歯科治療は、ただ単にお子さんの虫歯を治療するだけではなく、お子さんの健やかな成長を歯科医師の立場から支援し、「お母さんといっしょに、健康で丈夫な美しい歯を育てていきたい」 と考えています。

注意点

では小学校に入学するまでの子供にはどのような事に注意すればよいでしょうか。年齢別に挙げてみましょう。

●生後6ヶ月の頃

生後6ヶ月を過ぎると、乳歯が生えはじめます。この時から、歯磨きが必要になります。最初は前歯しか生えていないのでガーゼ等でふく程度でも大丈夫ですが、授乳をしたまま寝かせない事が乳歯を虫歯から守る重要なポイントです。

●1歳6ヶ月から3歳まで

1歳6ヶ月になると、上下の前歯12本と奥歯4本の乳歯が生えてきます。(計16本)

●3歳の頃
20本揃った歯列写真

3歳になると、3歳児健診があります。歯の健診では、歯科医師が20本の乳歯が生えそろい、噛み合わせがきちんとできているか、また虫歯になりやすいかなどをチェックします。3歳児になると、虫歯がたいへん増えてきます。

●6歳

6歳頃になると、乳歯の奥歯のさらに奥に最初の永久歯が生えてきます。これは一番大きく噛む力が最も強い大切な歯です。また6歳頃に生えるので「6歳臼歯」とも呼ばれています。6歳臼歯は、最も大切な歯なので、虫歯にならないように十分な注意が必要です。6~7歳の間に「6歳臼歯」が虫歯になるリスクは80%とも言われています。

また、次のような点にも注意してみてください。

●ホームドクターを持ちましょう。

信頼できるかかりつけの歯科医師をもち、定期的に検診を受ける事で、適切な指導を受けたり、わからないことを気軽に相談できます。6歳臼歯がなかなか生えない 、痛い、前歯がななめに生えたり、噛み合わせがおかしいと言った場合などは、できるだけ早く歯科医師にご相談下さい。

フィッシャーシーラント

フィッシャーシーラントの写真

歯の咬む面には小窩裂孔という小さな溝が存在します。歯が未成熟なときは溝も深く、汚れが残りやすくなります。そのため虫歯の発生を予防する目的で溝を専用ブラシで清掃し、白いコーティング材でおおってしまう方法をフィッシャーシーラントと言います。

フィッシャーシールは永久歯の萌出直後におこなうのが効果的です。

よくある疑問

小児歯科に対して良く聞かれる疑問に対してQ&A形式でお答えします。

1. フッ素塗布を希望しています。どのくらいおきに塗布すればいいのでしょうか?

フッ素塗布

幼児期特に乳歯萌出直後や、永久歯の萌出直後は歯が柔らかく、虫歯になりやすい状態です。その時期に、定期的(3~4ヶ月に1度)にフッ素塗布を行う事により、歯が虫歯になりにくい硬い歯になります。

フッ素塗布は自費診療となります。治療費は800円(税抜)です。

2. まだ歯科にかかったことがないのですが、診療について詳しく教えてください。

小児の治療は、年齢や虫歯の程度、お子様の性格などの違いにより変わってきますが概ね次のようなステップで進められます。

●初診

診療室の雰囲気や、先生、スタッフに慣れてもらい治療の椅子に一人で座ることが目標です。治療としましては、お口の検査、フッ素塗布等を行い、お口の中にばい菌がいるので、治療の必要がある事、そのばい菌をやっつける時に使う器械の説明(バキューム:お水を吸う器械、3wayシリンジ:風や水やスプレーの出る器械)をお子様に実際にさわってもらったりして恐怖感をやわらげます。

●2回目以降

小さい虫歯の治療をしてみましょう。保護者の方は、大きい虫歯が目についていると思いますが、大きい虫歯は治療に時間もかかり、削る時にしみる感じも強いのです。ですから、お子様にストレスの少ない小さい虫歯から治療し、自信をつけさるようにします。その後、お子様の様子を見ながら大きい虫歯の治療を開始致します。

※ 痛みのある場合や、何回も通院する事が無理な場合には早めに治療を行います。ご遠慮なくお申し出下さい。また、お家での様子や苦手な器械などがあれば、なるべくスタッフにお話下さい。お子様が、スムーズに治療を受けられるように進めて行きます。

3. 4才まで指しゃぶりをしているのですが何か影響があるのでしょうか。

この頃まで、指しゃぶりが続いていると歯並びや咬み合せに影響が出てきます。一般的にお母さん方がわかりやすいのは、前歯の上下が開いてしまう状態です(開口といいます)。

こういう状態ですと、発音(サ行、タ行)が不明瞭になったり、物を咬んだり飲み込む事にも影響します。確かに、指しゃぶりはオッパイの代償行為として赤ちゃんに安心感を与えるという意見もありますが、程度を越してしまうとやはり考えものです。

年齢や状態を見ながら、お母さんと協力しつつやさしくやめるようにして行きましょう。

4. 子供が歯をぶつけてしまいました

外傷の程度によりますが、やはり原則としては、ぶつけた箇所を安静に保つという意味で、固定をしておいた方が安心です。これにはレントゲンの診断も必要です。

固定の方法も様々ですが、程度の軽いものはボンディング(歯科の接着剤のような物)で固定する方法からプラスチックのギプスのような固定法までいろいろです。

固定期間は3週間~2ヵ月間ぐらいまで、やはりこれも程度によります。

注意としましては、予後(治療の結果)を良くするには、ぶつけてからできるだけ早く先生に見せる事です。さらに、固定後、神経(歯髄)が失活し、歯の変色が現れることがあるので、長期の経過観察が必要です。

5. 歯が折れたり抜けてしまった時はどうすればいいのでしょうか?

歯の神経に障害をきたし、歯が変色してズキズキとする痛みがあり、噛むと激痛が走ります。

もし歯が抜けてしまったら、抜けた歯を洗ったりせず、そのままの状態で生理食塩水か牛乳等につけて、なるべく早めに来院してください。

強い力が歯に作用した場合に、歯は破折してしまうことがあります。破折してきた部位によって症状は異なってきます。歯の神経に障害を及ぼしている場合と、そうでない場合とでは痛みの度合いも違ってきますし治療内容も異なってきます。

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