歯列を整えることで健康の手助けを
矯正歯科治療とは、ずれた位置にある歯をあごの骨のなかで少しずつ動かしたり、あごを良い方向に動かすなどして、正しいきれいな歯並びや噛み合わせを作る治療です。
この科目は東大和ゆうがお歯科にて診療を行っています。幸町ゆうがお歯科でも相談は承ります。実際の治療については東大和のゆうがお歯科へ通院していただくことになります。
距離的に通えない場合は他医院を紹介いたします。
また、診療時間を「第一日曜日の午前9時30分~」と「第四木曜日の午後4時~」とさせて頂きます(祝日などの影響で変更する場合は告知します)。
治療のあらましの説明をします。相談料は1回目は無料です。
レントゲン写真、歯の型、歯や顔の写真を撮ります。
資料製作費および診断料として30,000円(税抜)かかります。
治療方法、装置、期間、費用の説明をします。
説明をご理解いただき、治療の方針を御納得いただいたうえで治療を開始します。
矯正治療ではより良い歯ならび、より良い噛み合わせにするために、それぞれの歯を精密に動かす必要が有ります。そのため矯正治療に使われる矯正装置には様々な種類のものがありますが、基本的にはそれぞれの歯に直接専用の接着剤で取り付けるタイプで、矯正治療中外すことが出来ない固定式のものが多く用いられます。
固定式の装置では、従来金属製のものが用いられてきました。しかし、金属製の矯正装置は非常に目立つため、如何にも矯正治療中ですといった感じを見る人に与えます。そのため、10年ほど前より目立ちにくい半透明の矯正装置(セラミックで出来ています)が開発され、現在では殆どの場合このセラミック製の矯正装置が矯正治療に用いられています。
また矯正治療が終わった後、しばらくの間は動かし終えた歯が元に戻ろうとする性質(あともどり)があります。それを防ぐために「保定装置」という矯正装置を矯正期間に応じて使用していただきます。これは簡単に取り外すことの出来る装置です。また歯の裏側に接着剤で付けるタイプもございますので、ご相談下さい。
歯並び、噛み合わせがおかしいと気づいた時点で、なるべく早めに歯科医師に相談されることをお勧めします。治療開始時期は症例によって異なります。
矯正治療開始に年齢の制限はありません。最近では大人になってから矯正治療を受ける「成人矯正」もたくさんいらっしゃいます。
矯正治療を始める前に検査をし、虫歯や歯周病がある場合は先に治療を済ませます。もし矯正治療中に虫歯や歯周病にかかってしまうと治療途中でも装置を外して虫歯の治療や歯周病の治療をしなければいけません。そうなると治療期間が長引いてしまいますので虫歯や歯周病にならないようにしっかりと予防対策を行っていきます。
矯正治療は原則保険がきかず、自費診療となります。特殊な例として外科矯正手術を必要とする顎変形症の矯正治療等には保険が適用される場合もあります。症状・治療内容により治療費も異なってきますのでまずは御相談ください。
次項におおよその費用を一例として掲載してありますのでそちらもご覧ください。
うけ口には大きく分けて三つの原因があります。
どの原因かによって、治療の方法も時期も異なります。うけ口、特に問題になるとしたら、やはり骨格的なもの、つまりアゴの形やズレなどを原因として起こるうけ口です。特に、どなたか近しい親戚におられるようでしたら、遺伝的な要素があると思われることからなるべく早い時期に治療を開始します。
また、最近は単に歯の方向性の問題からうけ口が出ている場合でもなるべく早い時期に(幼稚園の頃)咬み合せを直すことによってアゴや顔の成長発育に影響を与えないように治した方が良いと考えられるようになってきました。
いずれにせよ、レントゲンなども含めたきちんとした診断が必要です。
矯正歯科については始める年齢、難易度、装置の違いによって費用が異なります。(すべて税抜き費用です)
成人になってからの矯正では症例によって異なります。また部分矯正の場合は矯正が必要な部位の範囲によって変わります。
目安としては子供のうちから始められた場合で、期間は3年程度、費用は総額100万円前後となります。