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一般歯科

「歯医者」と聞いてほとんどの方がイメージするのはこの科目でしょう

一般歯科とは、虫歯歯周病の治療、および歯牙欠損部の補綴(おぎなうこと)を主とする歯科診療のことをいいます。また、歯科医院での治療はこの科目がその大半を占めています。まさに「歯医者といえば一般歯科」といえるでしょう。

このページ以降ではそんな一般歯科の科目について解説していきます。皆様の疑問や不安を取り除く手助けになれば幸いです。

虫歯

一般歯科 虫歯菌

虫歯はプラーク( = 歯垢)の中の細菌が作りだす酸によって歯が溶けていく病気です。虫歯になったまま放っておくと、虫歯はどんどんすすみ、最悪の場合抜歯しなければならなくなります。

毎日の歯磨きを心がけ、半年に一回は定期検診を受けて虫歯や歯周病にならないようにしましょう。

虫歯はどのように見つけるか

虫歯

虫歯を発見するのは専門家でも難しい場合もあります。
特に自宅で見つけようとすると口の中に光を当てなければならないとかお子様達を膝の上に横にしてしかも小さな鏡が必要であるなどと割合大変です。

最もわかりやすいのは虫歯のできやすいと言われる"奥歯の噛み合わせ部分"です。この溝の中を見て少々白っぽくなっていたり、茶色っぽくなっていたら虫歯の始まりだと言えるでしょう。

また、歯と歯肉の境目も汚れが残りやすいところです。よく磨いた後に歯肉の境目が白い帯状になっていたら初期の虫歯で「脱灰」(カルシウムが抜け出ている状態)かもしれません。

しかし最も虫歯のできやすいところのひとつである隣接面(歯と歯のあいだ)はかなり症状が進行するまで外からは見えません。ここは非常に発見が難しく、集団検診などでは見過ごされてしまうことも時々あります。小児歯科医も定期検診の際にレントゲン撮影をしてようやく発見できる、といった具合です。

虫歯治療の流れ・虫歯の程度について

虫歯の図解

残念ながら虫歯になってしまったらひどくなる前に速やかに治療しましょう。虫歯の程度によって治療にかかる期間、痛みなどが変わってきます。ではどのように差があるのか見ていきましょう。

歯科医院では虫歯のことを特殊な記号で状態を表現しています。子供の頃に聞いた覚えもあるのではないでしょうか。

歯の状態 症状
C1 エナメル質に「点」ほどの穴が発生した状態で、初期の虫歯で痛みは感じません。
自分ではなかなか気づきにくい症状なので、日頃から定期検診を受けましょう。
C2 冷たいものや熱いものがしみるという症状が出ることもあります。
早期の治療で簡単にすむケースが多いです。
C3 神経まで達した虫歯で、ズキズキと痛むようになります。
歯の神経の治療が必要です。
C4 根だけが残っている状態で、歯根の先に膿が溜まることさえあります。腫れたり痛んだりします。
ここまで来ると最悪の場合抜歯になります。

と、このように「C1~C4」という記号で程度を表しています。

治療の手順

では実際に程度によってどのくらい治療の仕方が変わるのか見てみましょう。

虫歯で歯に穴が開いてしまった場合、自然治癒は期待できませんので、治療のために、虫歯になった部位を削って修復しなければならないのです。具体的にはこの修復の仕方が虫歯の程度(と部位)によって変わってきます。

痛みのない軽い虫歯なら1~2回程度の通院で済みますが、穴が開きズキズキと痛む虫歯ですと3~5回、場合によっては数ヶ月の通院が必要になってしまいます。

小さな虫歯(C1、C2)
写真 写真

痛みがない、または冷たいものや熱いものがしみる程度の虫歯の場合です。この段階では比較的短い期間での治療が可能です。また、処置の範囲も小さくて済みますので審美性を損なう可能性も低くなります。

  1. 虫歯の部分を取り除くために歯を削ります。
  2. 削った部分に詰め物をします。(CR・インレー・etc
  3. 大きい虫歯の場合は被せ物をします。(FCK
神経まで達した虫歯(C3)

虫歯が更に進行し、神経まで進んでしまった場合には神経を取らなければなりません。この場合、神経の治療後に歯に被せ物をします。そのため虫歯の状況により治療が長期化する事があります。

  1. 麻酔を行うか、薬剤で神経を失活させ無痛状態にします。
  2. 感染している部分を取り除くために歯を削ります。
  3. 神経を取り除きます。
  4. 根管(歯の根の部分)治療を行います。
  5. 根管に薬剤を入れて、根を保存できるようにします。
  6. 土台を立て、歯に被せ物をします。(FCK・MB

とても小さい虫歯(虫歯のでき始め)であるならば簡単な虫歯処置で済む場合もあります。大切な歯を痛める前に早期発見・早期治療が大事であることは言うまでもありません。そのためには定期検診を受診されることが大切だと思います。

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